
3月16日(日)は蒲郡ふ頭11号岸壁で海上自衛隊の護衛艦やはぎの一般公開があり愛知地方協力本部のMさんからも情報を頂いていましたので、見学に行ってきました。


前日雨が降っていたのでスムーズに見学ができるか心配でしたが、午前中は雨もあがり沢山の人達が見学に来られていましたよ。
護衛艦 「やはぎ」は令和6年5月に就役した最新フリゲート艦です


護衛艦「やはぎ」はフリゲート艦として活躍しており、もがみ型護衛艦の5番艦となります。艦名は長野、岐阜、愛知3県を流れる「矢作川」に由来しています。基準排水量3,900t、全長133m、乗員約90名、搭載機は哨戒ヘリコプター(SH-60K)1機となります。
【兵装】
62口径5インチ単装砲 × 1門
Sea RAM × 1基
水上艦艇用機関銃架 × 2基
17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基
Mk.41 VLS(16セル)× 1基
HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基


護衛艦やはぎは2024年5月に就役したばかりの最新の護衛艦になります。
133mの大きさも圧巻です。スマホカメラに1回では収まり切れない大きさです😄


FFMとはFrigate Multifunctional(多機能)とMine(機雷)を表す新しい艦種記号です。護衛艦「やはぎ」のようにフリゲート艦は従来の護衛艦の機能に加え、対機雷戦を含む多様な任務対応能力を兼ね備えています。

護衛艦「やはぎ」のユニコーン



お父さん、上に伸びている塔のような物は何に使われているの?

「やはぎ」にそびえ立つ角の様なこの設備も特徴があるよね。これは複合通信空中線(通称:UNICORN)ユニコーンと呼ばれていて、ステルス性向上を目的に、従来甲板上の柱(マスト)の複数箇所に取り付けられていた様々な空中線(アンテナ)を1本の支柱に集約されている。優れたステルス性、アンテナの最適配置により外部から発信された電波の最大探査距離を向上したほか、整備および取り付け工程の簡略化が実現しているそうです。


護衛艦「やはぎ」には62口径5インチ砲が搭載されています。1インチ=2.54cmなので、5インチ=12.7cmです。これが弾の直径(砲身の内径)になります。それが62口径なので、62個分の長さの砲身となります。62口径長で5インチ×62口径長=310インチ(787.4cm=7m87cm)となります。砲身が長ければそれだけ、薬莢の中の火薬が爆発して、弾頭を押し出すときにかかる力がより長くかかり、それによって弾頭の初速がより早く、射程もながくなり、威力も増すことになります。


フリゲート型の護衛艦「やはぎ」に乗艦しました









乗艦記念には護衛艦「やはぎ」のパンフレットと「護守印」を有難くいただきました。雨の天気予報が曇りの状態に変わってくれて、護衛艦「やはぎ」の見学が滞りなくできて本当に良かったです。海上自衛隊の皆様本当にありがとうございました。「やはぎ」の乗員の皆様もご活躍されていくことも祈っています。
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