11月22日(日)犬山市にある野外民族博物館リトルワールドへ我が家の訪問記後編です♬
ランチに台湾料理を頂いてお腹を満たしたところで、見学続行です(笑)近くにある台湾の農家を見ていきましたよ。
台湾 農家
我が家は、日本がコロナ禍になる前2019年12月末に台北に旅行に行ったところでした。その時は世界中が今のようにパンデミックなるとは思ってもみなかったことです。
台湾の福建系漢族の農家をモデルとして復元されていました。3つの棟を合わせたようなコの字型の三合院形式が特徴でしたよ。左棟に兄の、右棟に弟の家族が住みます。こうした住まい方は、左を優位とし年長者を重視する考え方が反映されているようです。
中央の客間としても使われる祭場がこちらになります。神様が綺麗に祀られていました。
中国大陸からの移住された人達が来る前から、多くの先住民族の方達が台湾で暮らしていたことも学べます。
ランチのためにゾーン1の台湾まで来ていましたが、ヨーロッパの方面をまだ見学していなかったので戻っていきます。
途中コイがいる池などもあり、エサやりも楽しめましたよ👧
ペルー 大農園領主の家
16世紀末ごろから発達したアシエンダ(大農園)の領主の邸宅を復元されています。前庭の手前には農場経営のための事務室と倉庫があります。
門に沢山の花が出迎えてくれる景色も綺麗でしたよ(*’▽’)
丘の上に中庭を囲んだ母屋があり、その左端にカトリックの礼拝堂が付属しています。こちらの鐘を綱を引いて鳴らすことが出来ます。
礼拝堂の中も厳かで、素敵な空間となっていました。
部屋はどこかのラウンジのようですね。
このように豪華な家具で飾られ、スペイン人領主の支配力がうかがえます。
通路のタイルも洒落ているなあと思いました♪
インドネシア バリ貴族の家
バリ島の貴族・僧侶階級の屋敷が見られます。門をくぐると、こちらもまたバリに来ているかのような気分に浸ることが出来ます(^^♪
レンガの塀に囲まれた敷地は3つに分けられています。
こちら中央の儀礼の建物を中心に寝室、穀倉、台所といった生活の場、手前はお祭りや儀式のときに余興として踊りやガムラン演奏をする場がありました。
ガルーダも設置されています。
こういったレリーフもバリならではの模様ではないでしょうか?!
インドネシア トバ・バタックの家
スマトラ島北部に住む水稲耕作民トバ・バタックの家がこちらです。高床の仕切りのない部屋には父系親族を中心とした人びとが住んでいたようですよ。
屋根の前面にも細かい紋様が施されています。
ミクロネシア ヤップ島の家
こちらはグアム島の南西に位置するヤップ島の住宅です。屋根はヤシの葉で葺き、壁や柱はすべてヤシ縄で固定されています。
夫婦と子どもが住む一部屋の母屋は、男の場と女の場に分かれ、炊事小屋も男女別々になっていたようです。
イタリア アルベロベッロの家
今回パパが気になっていた家の一つが、アルベロベッロです。平たい石を積み上げたとんがり帽子のような屋根が特徴ですよね(^^♪
よく見るとハートが(笑) 鎧だけだと緊張してみてしまいそうですが、なんだかほっこりしますよね。
イタリアのアルベロベッロから、ドイツのバイエルン州の村が見えてしまうなんて驚きですね(笑) こういったところがリトルワールドの面白さであったりします。
こちらの綺麗なガボゼの中で、民族衣装に着替えられた方達が写真撮影なども楽しまれていましたよ♬
中に入ると外から見ていた以上に部屋の大きさ、広さが感じられます。
素敵な空間ですね🌷
イタリア半島南部、プーリア州アルベロベッロ郊外の農家が、建物のモデルとなっています。
地中海性気候の風土の中、オリーブなどの果樹を栽培する農家の雰囲気が感じられました。
こういったとんがり屋根をいくつか持つ家屋はトゥルッリと呼ばれています。
イタリアのアルベロベッロ、いつか現地のイタリアで見てみたいものです(^^♪
メタセコイア並木が紅葉していました♪
日本じゃないような風景にも思えます。
紅葉が楽しめる季節のリトルワールドも良いですよね(*’▽’)
ドイツ バイエルン州の村
ドイツ南部のバイエルン州をモデルとして、のどかな美しい村の情景を復元されたものだそうです。
様々な大きさのくるみ割り人形もあり、見る楽しさを与えてくれます♬
奥の小丘を登ったこちらには、礼拝堂が建っています。
礼拝堂はなぜか落ち着きますね。
パイプオルガンの音色が流れているので、どこから聴こえてくるのだろうと入ってきた入口の方に振り返ってみると、入り口の真上にパイプオルガンが設置されていました(*’▽’)
礼拝堂が経つ小丘から、民家を臨む景色🏠
楽しい思い出になります👧
本当にドイツのバイエルン州に来てしまっているような、懐かしい感覚のする幸せな時間を過ごすことが出来ました(*^▽^*)
フランス アルザス地方の家
フランス東北部、ドイツとの国境を接するアルザス地方で、ムギ、トウモロコシなどの耕作、ウシの飼育のほか、ブドウ栽培もおこなっている農家です。広い中庭を囲むように母屋、納屋、小屋が建ちます。
こちらの母屋は1582年に建てられたものだそうです。白いしっくいの壁に柱や筋かいなどが浮き出す木骨構造(コロンバージュ)となっています。
こちらはワインの貯蔵庫です🍷
2階から眺める外の景色も良かったですよ(^^♪
足踏みミシンを使って仕事をされたりしていたことでしょう。
アラスカ トリンギットの家
15時をまわってよく目立っていたトリンギットの家も見ていきました。
家の中に入ると、まるでホールのような広い空間が広がっています(*’▽’)
アラスカ南東部の海岸地帯で、採集狩猟漁労をおこなっていたトリンギットです。夏は家族ごとにキャンプ生活をし、冬には一族40人ほどが集まってこのような家に住んでいたそうです。
家の入り口や独立柱として建てられたトーテムポールには、一族に伝わる神話のエピソードや祖先とされる動物などが彫られています。
北海道 アイヌの家
こちら造り物のクマなんですが、遠くから見ても大きかったので、一瞬本物かと思ってしまうくらい迫力があります🐻
屋根と壁には二風谷から取り寄せたノガヤと呼ばれる植物が使用されています。ノガヤは家の中の炉の煙によっていぶされ、雨雪に対してさらに強くなり、温かく住むことができるようです。
敷地の奥にあるのが両親の家、手前の2棟が分家した子供たちの家となっています。
沖縄県 石垣島の家
いよいよ今回のリトルワールドの小旅行の最終の地沖縄にやってきました(^^♪
沖縄の伝統衣装である琉装(りゅうそう)でしょうか?営業時間が16時までであったので、写真だけ取らせて頂きました。
急須や茶わんも沖縄らしい模様が温かくて可愛らしかったです。
開園時間である朝10時から16時まで、園内のバスは使わずに完歩して全ての家を見て回ることが出来ました👧
各国の建物や家の中に入ることで、生活様式や実際に使われている食器や調度品もまじかに見られることで実感させてもらえます。
30年以上ぶりのリトルワールドでしたが、娘にとっても、パパにとってはコロナ禍であっても世界旅行をさせてもらっているような、新鮮な発見があり、とても楽しめましたよ(●^o^●)
野外民族博物館リトルワールドの公式ホームページはこちらです。
コメント