自衛隊未経験者である一般人の私が予備自衛官を目指したいと思ったきっかけ
「ありがとうの人生ブログ」にて初めての報告になります。1年半程前から真剣に考えていたことですが、現在51歳の百香パパが、人生初の予備自衛官補の試験を受験して予備自衛官補(技能:愛知建設の分野)に合格しました。これまでの勉強や体力作りで備えてきたことが役立てられましたので、大変うれしく思っています。50代の自衛隊未経験者である一般人の私が、予備自衛官を目指したいと思ったきっかけをブログで伝えたいと思います。
お父さん、おめでとう💛🎊1年以上前から色々勉強して頑張っていたものね!
ありがとう!これまで百香と一緒に、豊川駐屯地を自衛官のTさんの説明を聞きながら見学させてもらい、駐屯地の食堂で自衛官の方達と一緒の時間に食事をさせてもらったり、蒲郡ふ頭11号岸壁で寄港した護衛艦の「あさゆき」や、イージス艦「きりしま」に初乗艦させてもらったこともあったよね。
うん、すごく貴重な経験だったよね!2023年には、海上自衛隊輸送艦「しもきた」や掃海艦「ひらど」も乗艦させてもらっているし、その時にはボーイスカウトの皆と一緒に見学できたし、家族で日曜日に航空自衛隊浜松のエアーパークの見学も航空自衛隊で使用されてきた航空機もたくさん見られて勉強になったし楽しめたよネ💛
そうだね。航空自衛隊と言えば航空自衛隊小牧基地のオープンベースも朝早くに電車を使って見に行った思い出もあるよね✈
そうそう、前日に宿泊したヒルトン名古屋から伏見駅を7:22分の地下鉄に乗車していったんだから。どんだけファンなんだと思っちゃう(笑)。ブルーインパルスの展示飛行は本当に格好良かったよね✈
こんな感じで、我が家は3年以上前から自衛隊の活動やイベントなど見学させてもらっていましたので、自衛官のお仕事そのものにも興味を持っていました。
爽快整体院の自営業の仕事を続けながら、今回予備自衛官補の試験に挑戦した時のことをブログにまとめていきます。予備自衛官になっていくためには、予備自衛官補の試験に合格した後、予備自衛官としての資質を養うとともに、必要な基礎的知識及び技能を習得するために、所定の期間教育訓練に参加していくことが必須となります。現在防衛省では、一般公募では18歳以上52歳未満、技能公募では18歳以上55歳未満(技能区分に応じて53~55歳未満)で募集されていますよ。
予備自衛官は、普段は学生や社会人地して現在の仕事を続けながら、災害時や防衛の為に招集があった際には、予備自衛官として出頭し、任務に就くことになります。自己の鍛錬や、大切な家族や、類まれな文化と歴史を持つ日本の将来のために、ブログを通じて興味を持ってくださる人がいたら幸いです。これまで自衛隊のことは興味があったけれど、試験を受ける機会を逃していた方、社会人になってから自衛官の仕事に魅力を感じられた方にとっても、有意義な自衛官の仕事に関わることが出来る良い機会であると思います。
私が今回受験した技能公募は自衛隊の任務が多様化するに伴い、自衛隊内ではすぐに育成することが難しいプロフェッショナルを募集する予備自衛官制度です。
予備自衛官補を初めて志願した理由
それでは、報告はじめ!
私が予備自衛官補を志願した理由の一つには、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻したことにありました。ウクライナへのロシアの侵攻は国際社会において非常に深刻な懸念材料です。侵攻から1か月ほど経った(2022年3月)ブチャで起こった悲劇も映像や写真を通して見ることになり、大きなショックを受けてしまいました。日本人として今起こっている現実の戦争に目を向けた時に、自分の心の中でこのまま何もしなくて良いのではなく、日本国内でも同じことが二度と起きないように抑止力の為の行動が必要だと深く感じるようになりました。私の場合たとえ50歳を過ぎていたとしても、予備自衛官補の技能試験であれば、測量士補の国家資格を保持していることに加えて、53歳未満であれば受験資格が得られるということが調べてみて分かったこともあり、現在の整体師の仕事を続けながら、予備自衛官としての仕事に関わることのできる最後のチャンスという気持ちで受験に臨みました。
予備自衛官補 陸上自衛隊 募集案内
抑止力は戦争を未然に防ぐ防衛力であるとも個人的にも思っています。また国防以外にも日本国内で近年もあちこちで増えている地震や大雨による土砂崩れ、洪水等の災害時に自衛隊が招集されて活躍する機会も多くなっています。
40歳を過ぎているから自衛官になることは無理だと思っている方も多くいるのではないかと思いますが、予備自衛官補の技能試験では対象の国家資格を有している方(上記の令和6年度技能公募募集要項の受験資格を参照)、またこれまでは年齢要件が18歳以上34歳未満であった一般試験でも令和6年度4月からは、採用の基準が改定されて18歳以上52歳未満の方でも受験が可能になっています。現在の仕事を続けながら召集のあった際に駆けつけて活躍が出来る予備自衛官制度を知り、これまで自衛隊の仕事に興味を持っている方、もっと身近に国防や人を助ける仕事に取り組みたい方はぜひ予備自衛官補の受験にチャレンジされてみてはと思います。
予備自衛官補とは
予備自衛官補とは一言でいえば、自衛官未経験者を予備自衛官補として採用し、所要の教育訓練を経た後、予備自衛官として任用する制度です。
一般社会人や学生の方を予備自衛官補として採用し、教育訓練修了後、予備自衛官として任用する制度です。 国民の皆さんが自衛隊に接する機会を広く設け、防衛基盤の育成・拡大を図るとの視点に立って、将来にわたり、予備自衛官の勢力を安定的に確保し、更に情報 通信技術(IT)革命や自衛隊の役割の多様化等を受け、民間の優れた専門技能を有効に活用し得るよう、予備自衛官制度へ公募制(予備自衛官補制度)を導入 しました。これにより、自衛官としての勤務歴がない方々でも予備自衛官に任用されるチャンスが拓けたのです。
一般と技能の公募コースがあり、一般公募では、採用年齢に適した皆さんなら、どなたでも応募可能です。また、技能公募では、語学や医療技術、整備などの分野に精通した皆さんが応募することができます。
上記文は、防衛省の予備自衛官補の募集ページより引用させて頂いています。
予備自衛官補の採用年齢(一般・技能)
◆ 一般
18歳以上52歳未満
◆ 技能
18歳以上で、保有する技能に応じ53~55歳未満
予備自衛官補採用要項(技能公募)
採用予定の技能資格
医療従事者 |
医師、歯科医師、薬剤師、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、 診療放射線技師、臨床検査技師、看護師、 救急救命士、栄養士、准看護師、歯科技工士 |
語学 |
英語、ロシア語、朝鮮語、中国語、アラビア語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語 |
システム防護(サイバー) |
CISSP、SSCP、情報処理安全確保支援士、第1種工事担当者等 |
情報処理 |
システムアナリスト、 プロジェクトマネージャ、 アプリケーションエンジニア、プロダクションエンジニア、 第1種情報処理技術者、 ソフトウェア開発技術者、 ネットワークスペシャリスト、 データベーススペシャリスト、 システム運用管理エンジニア、 テクニカルエンジニア(ネットワーク、データベース、システム管理、情報セキュリティ、エンベットシステム)、 上級システムアドミニストレータ、 情報セキュリティアドミニストレータ、 第2種情報処理技術者、 基本情報技術者、 システム監査技術者、 応用情報技術者、 ITストラテジスト、 システムアーキテクト、 エンベデットシステムスペシャリスト、 情報セキュリティスペシャリスト、 ITサービスマネージャ |
通信 |
第1級総合無線通信士、第2級総合無線通信士、第3級総合無線通信士、 第1級陸上無線技術士、第2級陸上無線技術士、AI第1種工事担任者、 アナログ第1種工事担任者、DD第1種工事担任者、デジタル第1種工事担任者、AI・DD総合種工事担任者、 アナログ・デジタル総合種工事担当者 |
電気 |
第1種、第2種又は第3種電気主任技術者免状の交付を受けている者 |
土木建築 |
1級又は2級建築士、測量士、測量士補、1級又は2級建築機械施工技士、木造建築士、 1級又は2級建築施工管理技士、1級又は2級土木施工管理技士、1級又は2級管工事施工管理技士 |
整備 |
1級大型又は小型自動車整備士、1級又は2級二輪自動車整備士、2級ガソリン自動車整備士、 2級ジーゼル自動車整備士、2級二輪自動車整備士 |
放射線管理 |
第1種又は第2種放射線取扱主任者 |
法務 |
弁護士、司法書士 |
人事 |
遺体衛生保全士(エンバーマー)、納棺師(士)、保育士 |
※1 採用予定の技能資格は年度により異なります。
※2 現在予備自衛官の者が上記資格を保持又は取得した場合は、技能公募予備自衛官と同等の階級が付与されます。
私は国立豊田工業高等専門学校(以下豊田高専と記入します)に通学していた学生時代(もう30年以上前になります。月日が経つのは早いです。)土木工学科に在籍していましたので、測量工学や橋梁の設計、交通工学等を主軸にして学んでいました。豊田高専を卒業後に名古屋の設計コンサルタントを行う会社に就職していましたので、測量士補の資格を取得していきました。測量士補の資格を保持していたおかげで、予備自衛官補(技能公募)を受験する資格が得られたことになります。
過去問を詳しく載せてくれているこちらの本は発行元の一ツ橋書店が今はもうなくなっているので、最新版は提供されていません。ですが過去問や小論文や試験に向けての心構えなどのアドバイスは共通して参考になるので、私自身も2017年度版を保有して、参考にして試験対策になってくれました。
一歩前進 予備自衛官補から予備自衛官を目指します
仕事は整体歴20年が経つ整体師なので、普段は患者様達の腰痛やお身体の痛み、O脚矯正等の施術を今後も続けていきます。2024年5月に予備自衛官補(技能:建設)にも合格しましたので、(補)が取れるよう、予備自衛官を目指して教育訓練にも励みます。これまでの知識と経験を活かし、国民の皆様の力になれるよう訓練に励みたいと思います。
「予備自衛官補に合格 社会人や学生でも予備自衛官が目指せます」のブログを読んでくださいましてありがとうございます。
次回、ありがとうの人生ブログでも「予備自衛官補の受験手続きの流れ」についてもアップしていきますので、これから予備自衛官になりたい方や、予備自衛官補の受験を考えている方は、ご覧くださいね!
皆様もどうぞ良い一日をお過ごしください!!
報告終わりっ!
コメント
[…] *これから予備自衛官になりたい方や、予備自衛官補の受験を考えている方は、ありがとうの人生ブログ(サラリーマンから20年前に爽快整体院を起業して、51歳で予備自衛官補となって予備自衛官を志す、中学生の娘を持つ父のブログ)でも詳しく書いていますので、ご参考にして頂けましたら幸いです。予備自衛官補に合格 社会人や学生でも予備自衛官が目指せます […]