
先日の「富士登山吉田ルートに初チャレンジ登頂してきました Part1」に引き続きPart2に入っていきますね!

7月23日(土)に家族4人で吉田ルートの五合目を出発して13:50頃、七合目最初の花小屋に到着します。
富士登山 七合目 花小屋(標高2,700m)



小雨が降ったり、気温が下がってくるので、アウターとしてレインウェアやゲーターも着ています。後ろの景色は雲で真っ白でした。


ポテチの袋もこんな感じで大分ふくらんできています。


気温は15℃。太陽が出ていない時は気温もぐっと下がりますね。


真上にも別の山小屋が既に見えています。富士登山道吉田ルートはこのような感じで20軒ほどの山小屋があるんですね。


花小屋という可愛らしい名前が付いた小屋だけあって、花が(造花ですが)このように出迎えてくれるんですね🌷


富士山七合目からは花小屋から数えて計7軒の山小屋が立ち並んでいます。岩場の急斜面が続いているので、手袋をしていると良いですよ。

富士登山 七合目 日の出館で金剛杖に焼印を押してもらいました


次の日の出館に到着です♬七合目から八合目までの標準所要時間が1時間40分と長いので、山小屋ごとに小休止を入れる感じで登っていきます。


あんなに下の方から登ってきているんだね!雲も自分達がいるところよりも下の方になってきました。


水やお茶などのドリンクは七合目の日の出館では1本400円です。



五合園レストハウスの売店で購入したミニ金剛杖に、初めて焼印を押してもらいました💛


トイレは200円支払って利用できます。山小屋ごとにあるので、吉田ルートのように山小屋の多いルートでは、トイレの点も安心です。


富士登山 七合目 トモエ館でお湯を沸かしました






七合目のトモエ館の標高は2,740mですが、500mlの水が91℃の温度の時に沸騰しました。

ジェットボイルフラッシュは、この標高でもほぼ100秒で500mlの水を沸かしてくれる点も凄い能力がありますよね☆標高が高い所なので、点火にはマッチを使いましたよ。

ジェットボイルフラッシュの検証ブログはこちらです。よろしかったらこちらもご覧くださいネ。



うどんですかいを食べてみました。体も温かくなって美味しかったです💛


この時点で15時です。これから2,790mの鎌岩館に登っていきます。



急な岩肌もあるので、ストックをしまって手で岩をつかんで登っていきます。



慌てずに少しずつ高度をあげながら登っていきます。
富士登山 七合目 鎌岩館 標高2,790m



鎌岩館に到着♬まだ新しくて綺麗な山小屋ですね✨




鎌岩館でもミニ金剛杖に焼印を押してもらいました。こちらの焼印は、コロナウイルスの早期収束を願う「疫病退散アマビエ」なんですよ☆ミニ金剛杖の方が持ち運びにも便利ですよ♬


富士登山 七合目 富士一館 標高2,818m





岩も急になっているし、みんなも気を付けて登ってね!



私のじいちゃん(79歳)も頑張っています!じいちゃん気を付けて登ってきてね☆
富士登山 七合目 鳥居荘 標高2,871m



七合目の鳥居荘にまで登ってこれました⛩岩肌が急できつい方でした。


富士山吉田ルート七合目最終の山小屋、東洋館へ頑張って向かいます💪



さっきまで小雨も降ったり、雲に覆われていたのにいつの間にか青空です。
富士登山 七合目 東洋館 標高2,912m




七合目最後の山小屋東洋館 標高2,912mです。みんなここまで頑張って登って来られています。


23日に私達が泊まる白雲荘は標高が3,200mなので、まだここから300mの高さを登るのねっていう顔をしています(笑)


ここもきつかった場所ですが、登山者同士励ましあって少しずつ登っていました♬



今度は八合目の山小屋も見えてきましたよ!


じいちゃんも無理せずに少しずつ頑張って!


この様に雲が富士山の山肌を覆ったり、赤茶けた砂礫を長い時間見ながら登って行く富士登山は他の山とは違った景色に出会えます。




七合目からこのような岩場がずっと続いていますが、岩の上はバランスを崩しやすいので注意が必要です。79歳のじいちゃんも19年前に登った時の感覚とは違って、脚が挙がらないとよく言っていました。




ダイナミックな大きな岩もあったりするので、時々写真を撮っておくと家で見返した時に思い出したりするので楽しいですよ。


富士登山 八合目 太子館 標高3,100m


17:24に標高3,100mの太子館まで登ってきました。


標高が3,000mを超えて、この太子館あたりから高山病の症状が出てくる人も増えてくるので、ゆっくり登る、休憩をとる、水分補給をこまめにとるなどしていく方が良いです。

太子舘では、富士吉田市と山梨大学医学部のご協力のもと、館内に八合目救護所を開設されていて、7月下旬から8月下旬まで医師と補助者の方が、24時間常駐しているので、高山病や体調不良時など、もしもの事態にも対応されているんです。



「太子舘」という名前は、「聖徳太子が馬に乗り富士山に登った時、休憩した場所がこの場所であった」という伝説に由来しているそうです。 建物は総檜造りで、平成元年(1989年)に建てかえられた山小屋なんですね。


こちらで馬蹄形の焼印を押してもらえます。


写真で分かるでしょうか?雲の上にいるし、頭も冷えるので、冬の暖かい帽子もかぶっています。ポテチの袋もパンパンです(笑)

太陽が出ていれば日中はまだよいのですが、標高が100m上がると約0.6℃ずつ下がるので、標高3,100mのこの場所だと、31×(-0.6)=-18.6℃ 平地よりも18.6℃低くなる感じです。地上が30℃だと、こちらは12℃くらいの気温ですね。


富士登山 八合目 蓬莱(ほうらい)館 標高3,150m


五合目から富士山頂まで、中間点くらいの場所にある山小屋です。7合目からの岩場を登り切った休憩場所としては、ちょうどいい位置にある宿です。


今日の宿の白雲荘まではもう少しだよね!疲れているけど頑張ります。


八大龍王とは八体の龍神は合体した姿をしており、龍神の中の龍神のようです。水神として祀られ、雨を降らせるなどのご利益があることがみられます。



こちらは亀岩ではありませんが、なんか神秘的ですよね✨獅子のような特徴のある岩だったので、写真を取っておきました。じゃあどれが亀岩かと言うと、石碑のある場所からは見えないようです。登山中は分かりませんでしたが、石碑から5分弱登ったところから見られる大きな出っ張りが亀岩のようです。
富士登山 八合目 山小屋 白雲荘 標高3,200m


時刻は18:42 やっと一日目の目的地、宿泊する白雲荘までたどり着きました~

やった~ みんなよく頑張ったよね💛

1日目は約7時間半位かけて、五合目からこちらの白雲荘まで、標高差895mをじぐざぐに長い道のりで、ゆっくりと登ってきました。



白雲荘の入り口で、名前を伝えると「内田様ですね!皆さんよく頑張ってこられましたね。お待ちしていました。4人が奥でゆっくりできる場所を取っておりますので、利用してくださいネ。」という言葉にとても安心して、一日の疲れが吹っ飛びました(笑)。


白雲荘につくと検温や消毒を入り口に済ませて、荷物を置いて、まとめていると夕食がすぐにできているとのことで頂いていきました🍛


白雲荘での夕食です🍛カレーにハンバーグとウィンナー、水ようかんとパウンドケーキそして、明日の朝食(500mlの水と、バランスパワー(カロリーメイトのようなもの)、クロワッサン、ソーセージ)がこの時に渡されます。

じいちゃんと私はカレーもバクバク食べていました(笑)



山小屋の2段ベットの下に横4人が川の字に寝ていきます。一人1畳より横幅が大きいくらいで、足元に棚があって荷物が起きやすくなっています。ヘッドライトをかけられるところもあるので、明り取りになります。夜間に登らなくても持っていた方が助かりますね。上の段には他の人も宿泊します。富士山での山小屋も初宿泊です。

就寝したのは夜9時頃で、明日は白雲荘の前でご来光を見るので、朝4時に起きる予定です。
Part3では富士山でみる御来光から、富士山頂まで登っていくブログをアップする予定ですので楽しみにしていてくださいネ♬
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