夏休みの自由研究って時間もかかるし、初めての場合は何をどのように研究してみようか考えてしまいますよね!特に初めて自由研究の宿題を行う小学4年生にお子さんなら特にそのように考えてしまうと思います。
私の場合、お父さんにも相談しながら今まで気になっていた家の中でペットボトルを使って雲を作る実験を実際にしてみたかったので、小学4年生の自由研究で実際にやってみることにしました。
自由研究のタイトルの上手なつけ方
研究内容も大切ですが、「自由研究のタイトル」つけにも考えてしまう場合もあるかと思います。
シンプルなタイトルも良いですが、読む人の興味が引き付けられるものにしたり、面白そうなタイトルや、そんなことが出来るのというようなタイトルにできたら、研究内容も一段と輝いて、自由研究に対する姿勢も前向きになってくれるのかなと思います。
自由研究の分かりやすいまとめ方
1~7の順番に自由研究のまとめ方を組み立てていくと、後で見直すときにも確認しやすくなるし、自分の行った自由研究を読んでもらいやすくなると思います。私が実際に小学4年生の時に行った夏休みの自由研究をご紹介しますね!
ペットボトルを使って雲を作る実験
1.このテーマにした理由
私の場合は「ぺットボトルを使って雲はどのようにできるのか」というタイトルにしていきました。毎日空にうかんでいる雲が、ペットボトルや家にあるものを使ってさいげんできることを知り、自分でも作ってみたいと思ったことと、なぜ雲ができるのかも調べてみたいと思ったからです。身の回りにあるもので、どのようにしたら空に浮かぶ雲を作ることが出来るのか、とっても気になりますよね(笑)
2. 調べ方や実験方法
(1)用意するもの
・1.5Lペットボトル2個
・計量カップ
・線香、線香の灰を入れるもの
・着火ライター
・水50ml
(2)実験方法
1.雲の作り方は、炭さん飲料用ペットボトル(1.5L)に、1本あたり25mlてい度の水を入れる。
2.ペットボトルを横にし、雲のかくとなる線香のけむりを5秒くらい入れたらふたをして、上下左右に数回ふる。
3.ペットボトルを両手で持って、思いきりギュッと力を入れてへこませると空気はあっしゅくされてペットボトル内の温度と気あつが上がる。
4.そしてパッと力をぬくと温度と気あつが一しゅんで下がって、白いけむりのようなものが発生。これが雲です。
5.ペットボトルを足でふんで力を加えた場合、大人が力を加えた場合というように圧力を変えてみて、できる雲のちがいがあるのかどうかも調べていきます。
手で力を加えておしてはなした時よりも、雲がはっきりと白く見えました。
◆お父さんの力でやった場合どうなるか調べていきます。
私が両手でペットボトルをつぶした時よりも雲がはっきりと見えます。
6.せんこうのけむりを入れない場合にはどうなるかも実験してみます。
・せんこうのけむりを入れていない場合には、両手でつぶしても、足でふんでも雲はみえませんでした。
3.実験結果
4.分かったこと
・ぺットボトルをつぶす力が強いほど、はなした時により白くなった雲が出来た。
・ペットボトルをつぶして急にはなした時の方が、雲が出来やすくなることが分かった。
・せんこうのけむり(ちりやほこり)がある時に雲が出来る事が分かった。
雲を作るためには3つの条件が必要
1.水(水蒸気)が存在すること。
2.温度と気圧を下げること。
3.雲の核となるほこりやちりがあること。今回は線香の煙をちりの代わりとする。
これらの条件をすべて満たすとペットボトルの中でくもが作れることが分かりました。実際の空で考えてみると、空気には水蒸気が含まれているので、水蒸気は空に昇ると冷えて水になっていきます。それらがチリを中心に集まって、水の粒になると雲が出来るのです。
5.次に追求したいこと
今度は、来年の夏休みに空に浮かぶ雲を観察して、雲と天気がどのように関わっているのか、調べてみたいと思いました。
6.感想
最初はペットボトルで本当に雲が出来るのかなと思ったけれど、実際にやってみると本当に雲が出来たのでビックリしました。線香を入れた時に雲ができ、入れないとできないことも初めて分かりました。
7.参考資料
新・ポケット版 学研の図鑑 雲・天気
いかがでしたでしょうか?小学校の自由研究の一例になりますが、まとめ方の順序などをあらかじめ考えやすいようにしておいて、写真を活用してまとめていけることが自由研究を楽しく進められることが出来る事につながっていくと思います。自由研究を通して、子供たちの思考力や表現力、判断力が養われるといわれています。研究テーマを考え調べてまとめる作業は大変手間はかかりますが、やりがいや達成感を感じるlことができ、お子さんの個性も発揮できると思うので、今回ここで紹介させて頂いた、私の小学4年生で行った時の自由研究も参考になって頂ければ幸いです。
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